特許取得 『 金属製品の装飾方法 特許第4993797号 』

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THC(色入れ)サンプル

ついに、ついに、ついに!やりました!!
ジュエリー業界初の『色付け技法』が完成し、この度『特許を取得』いたしました!!!
『割れない、剥げない、傷付いても再研磨できる』
そんな色入れ技術は、ジュエリー業界では長い間不可能とされてきました。
その不可能を可能にし、『割れない、剥げない、再研磨できる色入れ技術』を発明。2012年5月18日『 金属製品の装飾方法 特許第4993797号 』を取得したのです!

THC(色入れ)特許証

この特許はは、ジュエリー業界にとって画期的且つ、革新的な発明です。
これまでの金属に対する色付け技法として、七宝やエナメルがよく知られています。
特にイタリアのエナメルコーティングは、当時の日本のジュエリー業界に宝石以外の『色』という概念をもたらし、日本人に大きな衝撃を与えました。
以来この数十年、日本のジュエリーの『色』はエナメル技術に依存し続けてきたのです。
近年、樹脂による色付けも登場しましたが、ジュエリーとしてのクオリティーは十分とは言えませんでした。
そして、七宝、エナメル、従来の樹脂コーティング、いずれの技法もクオリティーを高めるという点において、その最大なる欠点を克服できずにいたのです。それは、『もろく、艶の再生ができないこと』です。

七宝はガラス質、エナメルはただの焼き付け被膜、樹脂コーティングは軟らかすぎる。いずれの技法も、艶出しの研磨に耐えうる硬度や、金属に対する十分な密着性はありません。
故に、割れたり、剥がれたり、欠損するのは止むをえない、もろいのも当然とされてきました。
しかし、高級感と豊かな色彩を兼ね備えた、ハイクオリティーなジュエリーを生み出すためには、この欠点を何としてでも克服せねばならないというのが、当社の長年の想いでした。
古い技術に頼るのではなく、新しいものを造り出し、さらに良いものを生み出したいのです。
そこで、次世代の色入れ技法を求めて、独自の研究と開発を積み重ねました。
そしてついに、高硬度で高密着、不可能とされていた再研磨が可能な、色入れ技術の開発に成功したのです。これからのジュエリーの色入れに新しい世界を生み出したのです。

この技法は、色の部分に『金属のような光沢』を造り出しました。
今までになく色に艶があり、また傷もつきにくいのです。
さらに、新品仕上げやメッキ加工も可能です。金属と一緒に研磨ができ、剥がれることもないため、金やプラチナなどと同じように、色の部分も磨き直しをすれば、新品のような艶と輝きが甦るのです。

ジュエリーの色彩が半永久的に保たれるのです。
これこそ、この発明の大いなる成果であり、これからのジュエリー業界に明るい光を灯すものと信じております。
また、ホワイトからパステル、ヴィヴィット、ブラック、バリエーション豊かなカラー展開で、平面、曲面、細いライン、逆アール、様々な形状に適応することが出来ます。
当社はどなた様にもこの技術を提供させていただきます。
今までにない色入れをしてみませんか?
様々なアイデアや想いを、色に託して表現することにより、ジュエリーに新しい可能性が
生まれるものと、東宝ダイヤモンドは確信しております。

受付担当 : 古代 真咲